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古川行夫(早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科)

持続可能な学会に

日本分光学会は1953年に設立され、分光学の基礎研究、物質科学・生命科学・環境科学・食品・医療・エネルギーなどの分野における応用研究、分光計・レーザー光源などの装置開発、分光測定・分析・解析など、産学官にわたる多くの会員が、「分光」という共通の切り口で集まっている学会です。分光学の歴史は古いのですが、絶え間ない技術革新の結果、新しい分光学や測定法、解析法が常に現れています。日本分光学会は、このように幅広い分野にわたる学際交流の活動が特徴の類い希な学会です。私は学生のときに、学会誌「分光研究」を通して日本分光学会を知り、学会活動に参加し、長い間お世話になりました。居心地がよく、手作りの家庭的な雰囲気がともて気に入っています。以下の目標を掲げて、学生から年配の方まですべての年代の、すべての分野の会員が楽しく交流し、有用な情報を得ることができる持続可能な学会にしたいと思っております。

(1) 財政の安定化:大幅な増収は考えられないので、効率的な運営で支出をおさえて、財政を安定にする。

(2) 年次講演会の発展:前回・前前回の年次講演会でパラレルセッションを導入し、新しい企画とシンポジウムを始めましたが、さらに、分光イノベーション研究会や海外とくにアジアの学会などとの協力を推進することにより、産業界や外国との繋がりを拡大し、さらに充実した内容とする。

(3) 会員交流の推進:毎日、訪れてみたくなる魅力ある情報量の多いホームページに改訂し、会員と学会、会員同士の交流の場とする。「分光研究」に新企画を取り入れて、基礎から応用まで、分光情報の宝庫とする。

理事・会員の皆様のご協力をえて、日本分光学会の発展に尽力して参りますので、よろしくお願い申し上げます。

古川行夫(早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科)


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