可視から赤外の光は,生体にとって低侵襲であり,生体の計測に適した光であることから,これまでに分光学的な手法をはじめとして研究開発が行われてきました.可視光は皮膚表面近傍の色素成分の測定,赤外は呼気などに含まれるガス成分の分析にすぐれています.一方で,近赤外光は,ヘモグロビンの吸収帯(可視光)と水の吸収帯(赤外光)の間の波長帯域であることから生体の透過性が高く,「生体の窓」とも呼ばれており,皮下組織への応用が期待できます.このように波長帯域によって異なる光の吸収特性を利用することで,様々な応用が考えれております.本シンポジウムでは可視光・近赤外光・赤外光のそれぞれの光を用いて生体計測技術の開発・研究を行われている4名の先生をお招きして,講演していただきます.
日時:
2024年10月9日(水)13:00-16:50(受付は12:30から)
会場:
中央区立産業会館 3階 展示室
東京都中央区東日本橋2-22-4
交通:
https://www.chuo-sangyo.jp/access
都営浅草線 東日本橋駅 徒歩4分/都営新宿線 馬喰横山駅 徒歩5分/
JR総武快速線 馬喰町駅 徒歩6分/JR総武線 浅草橋駅 徒歩7分
参加費:
分光学会・協賛学会会員:2,000 円 / 非会員一般:4,000 円
分光学会・協賛学会学生会員:1,000 円 / 非会員学生:2,000 円
定員:
70 名
プログラム:
13:00 Opening
13:00-13:50 肌画像の色素成分解析とその応用
津村徳道(千葉大学・広島大学)
13:50-14:40 拡散反射分光計測に基づく中枢神経疾患・病態のリアルタイム観察
川内聡子(防衛医科大学)
14:40-15:10 休憩/企業展示
15:10-16:00 局所筋酸素代謝を測る:光ウェアラブルセンサの開発と応用
小野弓絵(明治大学)
16:00-16:50 中赤外固体レーザーの開発とそのセンシング応用
上原日和(自然科学研究機構)
16:50 Closing
主催:
日本分光学会 近赤外分光部会
協賛:
近赤外研究会,日本分析化学会,医用分光学研究会
申込方法:
下記 URL ,QRコードからお申込みください.
https://forms.office.com/r/NRJ4XSYDZD
申し込み締め切り:
2024 年 10 月 4 日(金)
これ以降のお申込みについては,下記問い合わせ先まで直接お問い合わせください.
参加費のお振込について
参加費をご確認の上,下記へお振込みください.その際,振込人名義は,参加者本人でお願いいたします.また,振込手数料は自己負担にてお願いいたします.
(振込先)
三菱UFJ銀行 名古屋駅前支店 普通 5903425
日本分光学会近赤外部会会長土川覚
(振込に関する問い合わせ)
島根大学戦略的研究推進センター 石垣美歌
E-mail: ishigaki@life.shimane-u.ac.jp
10 月 7 日(月)以降のお申し込みについては,振込のご連絡をお願いいたします.
あるいは,当日現金払いでお願いいたします.
問合せ先:
日本分光学会 近赤外分光部会 服部祐介(横河電機株式会社)
E-mail: Yuusuke.Hattori@yokogawa.com
URL: www.bunkou.or.jp/NIR/