日本分光学会先端レーザー分光部会では、最先端のレーザー分光研究に関する若 手シンポジウムを開催します。実際に研究の現場でレーザーを駆使している若手 研究者に、基礎基本からご自身の研究を解説いただくことで、高度で多様な研究 手法や研究対象に関する相互理解を深めつつ、参加者の視野を広げ、レーザー分 光の発展につなげることを目的としています。
主催:
公益社団法人 日本分光学会 先端レーザー分光部会
会期:
2023年12月22日(金)10時~18時(意見交換会:18時~20時)
会場:
東京工業大学 大岡山キャンパス レクチャーシアター(西講義棟1)
(東京都目黒区大岡山2-12-1)
https://www.ssc.titech.ac.jp/amap/home/ookayama/west/lecture-bldg1/
講演形式:
口頭(すべて招待講演)
参加費:
無料(意見交換会は有料)
参加申し込み:
登録フォームから必要事項を送信
事前登録締め切り12月12日(火)
締め切り以降の参加登録も可能ですが、意見交換会への参加はできません。 また、要旨集の送付などの連絡が届かない可能性がありますので、 可能な限り締め切りまでの登録をお願いいたします。
登録フォーム https://forms.gle/Q6g2iCahh1DSBFob9
問い合わせ先:
北里大学理学部 水瀬賢太(mizuse◎kitasato-u.ac.jp)
講演:
10:10―10:15 開会の挨拶
10:15―10:45 村井 友海(東京工業大学)
「イオン化検出誘導ラマン分光および波束イメージングを用いたクラスター内分子間振動の実時間観測」
10:45―11:15 西山 諒 (東京大学)
「超高輝度ラマンタグを用いた多色フローサイトメトリー」
11:15―11:40 佐久間 竜(東京工業大学)
「クラウンエーテル・アルカリ金属錯体水和クラスターの冷却イオントラップ赤外分光 -イオン選択性に対する水和効果-」
13:00―13:30 潤井 泰斗 (大阪大学)
「シゾロドプシンに共通する発色団の再プロトン化前の再異性化: 単純かつ合理的な内向きプロトン輸送メカニズム」
13:30―13:55 本 将敏 (北里大学)
「冷却イオントラップに捕捉した水和フェノールカチオンの微視的水素結合構造変化」
14:05―14:35 村上 優介(筑波大学)
「Label-free, Multi-color Bioimaging Using a supercontinuum light source」
14:35―15:00 中島 梨々香(お茶の水女子大学)
「ベンゼン水和クラスターの赤外分光法による微小氷のエネルギー選択的加熱と構造変化」
15:20―16:05 床次 俊郎(学習院大学)
「過渡回折格子法で観る生体分子の遅いダイナミクス」(※)
16:10―16:55 長嶋 宏樹(埼玉大学)
「電子スピン共鳴法へのレーザーの応用とスピンダイナミクス」(※)
17:00―17:45 高梨 司(理化学研究所)
「先端的フェムト秒時間分解分光で観る金属錯体・クラスターの超高速励起状態ダイナミクス」(※)
17:45― 閉会の辞
18:00― 意見交換会(学内の別会場) [(※)の講演は東京工業大学理学院化学系セミナーを兼ねる]