2022年度集中講義(オンライン) 2022年10月18日
日本分光学会NMR分光部会は、NMRの応用に関する実践的講習会を開催します。
本講習会は、初心者の方にも理解しやすい講義形式としております。
本年度は、天然変性タンパク質(IDP)と液-液相分離(LLPS)をテーマとしたオンラインでの「集中講義」を開催致します。
日本分光学会会員・非会員にかかわらず、どなたでもご参加いただけます。
部分参加も可能ですので、積極的なご参加をお待ちしております。
本年度の集中講義は終了しました。多数のご参加ありがとうございました。
プログラムおよび当日の流れは、こちら(PDF)よりダウンロード可能です。
オンライン参加情報(ZoomのID・PWなど)については、メールにてお送り致しました。届いていない方がいらっしゃいましたら、お手数ですが、下記お問い合わせ先にご連絡ください。
今年度は、IDPやLLPSをテーマとした集中講義を開催いたします。LLPSを駆動する多くのタンパク質はIDPであり、機能および構造解析の重要性が増しています。また、IDPやLLPSを標的とした創薬も注目されており、非常にホットな話題です。今回は、NMR解析を中心に研究を展開されている齋尾先生、古川先生をお招きし、基礎的な部分から最先端の研究までお話しいただきます。また、NMRとは異なる手法で研究を展開されている鎌形先生、北原先生、福地先生をお招きし、NMR研究者とは異なった視点からもお話しいただきます。IDPやLLPSの解析にあまりなじみのない方や、NMRを扱い始めたばかりの学生さん、NMRを扱ったことはないが興味のある方など、多様な参加者を歓迎いたします。
2022 年度 ⽇本分光学会NMR分光部会 集中講義
【主催】 | ⽇本分光学会NMR分光部会 |
【⽇時】 | 2022 年 10 ⽉ 18 ⽇(⽕)9:50~17:10 |
【形式】 | Zoom を⽤いた WEB 開催 |
【主題】 | 天然変性タンパク質(IDP)およびIDPなどがかかわるタンパク質の液-液相分離(LLPS) |
【プログラム】 | 9:50 開会
10:00~11:00 鎌形 清人 先生(東北大学) 「がん疾患関連タンパク質p53の液-液相分離と人工ペプチドによる制御」 11:00~12:00 齋尾 智英 先生(徳島大学) 「相分離制御と制御破綻の分子メカニズム」 12:00~13:00 昼休憩 13:00~14:00 福地 佐斗志 先生(前橋工科大学) 「天然変性タンパク質と液滴に関連したデータベースとin silico解析」 14:00~15:00 古川 亜矢子 先生(横浜市立大学) 「ヘテロクロマチン関連タンパク質HP1aのリン酸化による液-液相分離機構の解明」 15:00~16:00 北原 亮 先生(立命館大学) 「生体高分子による液液相分離の新たな概念 ~圧力軸から観る多様な相分離状態~」 16:00~17:00 吉澤 拓也 先生(中外製薬) 「RNA結合タンパク質FUSの相分離と核内輸送受容体による調節」 17:10 閉会 |
【参加費⽤】 | 無料 |
【参加登録】 | 本年度の「集中講義」は終了しました。 |
【登録締切】 | 10 ⽉ 11 ⽇(⽕)17 時 → 10 ⽉ 17 ⽇(月)17 時(締切後も可能な限り対応します) |
【定員】 | 250 名 |
【問い合わせ】 |
東京⼤学・⼤学院薬学系研究科 幸福 裕 TEL: 03-5841-4813 E-mail: happy(アトマーク)nmrlab.f.u-tokyo.ac.jp |