平成18年度 日本分光学会第2回 近赤外分光部会シンポジウム− 基礎研究最前線 −
| ||||||||||||||||||||||||||||||||
近赤外分光法は,定性・定量分析を中心とした分析化学的な応用に広く用いられている。そこではときとして分子分光学的な追求よりも分析現場での実用が先行し,例えば中赤外光や紫外光・可視光の領域の分光に比べると基礎研究への応用例がまだ少ないという印象がどうしてもぬぐいきれない。最近になって,近赤外分光法を用いた基礎研究もかなり増えてきた。今回のシンポジウムでは,近赤外分光法による基礎研究および基礎と応用をつなぐような研究のいくつかについて話題提供をいただくことを計画した。基礎研究の動向を知るためばかりでなく,応用のさらなる発展のきっかけを得る機会として,多くの方に参加いただけることを期待する。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
|