平成18年度 日本分光学会 顕微分光部会シンポジウム

ナノスケール表面での顕微分光

 

本事業では、マイクロ・ナノ微小領域における分光学に関連した科学、装置、応用等について議論する場を提供するとともに、分光学と顕微光学を融合した研究領域の発展に寄与することを目的とする。ナノテクノロジー研究の進展とともに、微小領域での計測・制御技術は今後さらに重要になり、既成の学問領域を超えた学際的な議論が必要になるものと考える。最先端の計測・制御技術、およびその応用について幅広く知識を共有するために、本事業では、光に限定しない幅広い表面分光及びその顕微ナノスケールへの展開についての活発な意見交換を行います。
主 催 (社)日本分光学会 顕微分光部会
協 賛 応用物理学会、レーザー学会、レーザー顕微鏡研究会(依頼中含む)
日 時 2006年12月8日(金)9:30〜17:00
場 所 独立行政法人理化学研究所 鈴木梅太郎ホール
交 通 和光市駅(南口)から
 [徒歩] 和光市駅前から約15分
 [タクシー] 和光市駅前から約5分
 [バス] 和光市駅前から約5分
     和光市駅---広沢 (西武バス 大泉学園駅行き)(約20分間隔)
http://www.riken.jp/r-world/riken/campus/wako/access.html
参加費 会員・協賛学会員・学生1000円、非会員2000円
問い合わせ 早澤紀彦
〒351-0198埼玉県和光市広沢2-1独立行政法人理化学研究所
河田ナノフォトニクス研究室
TEL: 048-467-9339, FAX: 048-467-9170
プログラム
(全件招待講演)
座長: 早澤紀彦
9:30〜10:10 「STMを用いた単一分子振動分光法における選択則」
金有洙(理化学研究所)
10:10〜10:50 「偏光を用いた液晶界面配向の電場応答解析」
田所利康(テクノシナジー)
10:50〜11:00 coffee break
11:10〜11:50 「近接場ラマン分光による分子振動ナノイメージング」
市村垂生(大阪大学)
11:50〜12:30 「表面振動分光法による界面観察と顕微化の検討:surface-specific vibrational spectroscopy and microscopy」
池田勝佳(北海道大学)
12:30〜14:00 昼食
座長: 斎木敏治
14:00〜14:40 「ラマン分光法による、Siデバイス構造における歪分布測定」
多田哲也(産総研)
14:40〜15:20 「ナノデバイス表面での超高速電子移動反応の解明」
古部昭広(産総研)
15:20〜15:40 coffee break
15:40〜16:20 「界面選択的な偶数次非線形分光」
山口祥一(理化学研究所)
16:20〜17:00 「リプロンとレーザー誘起表面波による表面熱物性センシング」
長坂雄次(慶応大学)