平成15年度 日本分光学会 関西支部講演会のお知らせ
主題:「環境と文化を守る分光学,関西より発信」
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関西支部では隔年に「最近の分光学の進歩に関する講演会」を開いており,今回で21回目になります.本年度は「環境と文化を守る分光学,関西より発信」というテーマで支部の特徴を活かした講演会を計画しましたので,皆様方多数のご来聴をお待ちしております.
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日 時 |
平成15年11月26日(水)10:15-17:00 |
場 所 |
(株)島津製作所関西支社内「マルチホール」 大阪市北区芝田1丁目1-4 阪急ターミナルビル14F |
参 加 費 |
無料 |
趣 旨 |
分光学自体が科学の結集であり,ナノテクノロジーに代表される新しい技術を検証し支える分野である.一方,分光学はまた環境計測や健康診断あるいは文化遺産調査など我々の生活や文化に密接に関わっている.特に分光分析技術に関しては京都の島津製作所からノーベル賞受賞者を輩出し,その重要性と,関西地区のパワーが改めて認識された.そこで,今回は関西各地区より講師を招聘し,社会と分光学の関わりをさぐる.また特別講演として島津製作所の吉田多見男氏に「ノーベル賞への道のり」をお話していただく. |
プログラム
10:15 |
開会の辞 (大阪大)荒木 勉 |
10:20 |
原子スペクトル分析による環境計測:微量元素の化学種分析(スペシエション) (大阪府立大)中原武利 |
11:00 |
環境モニタリングのための高感度ラマン,近赤外分光法の開発 (関西学院大)尾崎幸洋 |
14:20-14:30 |
休憩 |
14:30 |
特別講演:ノーベル賞への道のり (島津製作所)吉田多見男 |
15:30 |
びわ湖湖面の赤外線放射観測 |
16:10 |
赤外線画像を用いた森林環境評価システムの開発 (和歌山大)藤垣元治 |
16:50 |
閉会の辞 |
申し込み先 および 問い合わせ先 |
〒560-8531大阪府豊中市待兼山町1-3
大阪大学大学院基礎工学研究科 荒木 勉(日本分光学会関西支部長)
e-mail:araki@me.es.osaka-u.ac.jp
Tel:06-6850-6215 Fax:06-6850-6212 |
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