日本分光学会 関西支部
平成22年度 第一回講演会及び見学会

主 催 日本分光学会 関西支部
日 時 2010年6月22日(火)  13:30 - 17:00
会 場 滋賀県大津市園山3-3-7 (〒520-8567)
東レ(株)研究東3号館 鞄激激潟Tーチセンター3階講堂
(JR東海道線石山駅からタクシーで10分)
TEL:077-533-8608
URL:http://www.toray-research.co.jp/
参加費:無料(非会員の参加も可能)
テーマ 最近の分光学の進歩と省エネ・環境分野への応用
プログラム 開会挨拶
13:30  「カソードルミネッセンス(CL)法を用いたSi系電子デバイス品質評価への応用」
(株)東レリサーチセンター  杉江 隆一 氏
概 要
近年の環境意識の高まりを受け、低消費電力素子あるいは緻密な動作制御を行うためのLSIの開発が重要となってきている。CL法は高感度でデバイス中の結晶欠陥を評価できる手法である。本講演ではデバイス品質評価法としてのCL法の有用性を紹介する。
14:15 「赤外〜テラヘルツ分光法を用いたin situおよび非破壊分析」
(株)東レリサーチセンター  熊沢 亮一 氏
概 要
省エネや環境分野での分析においても、その状態(in situ)や、非破壊での測定が重要となってきている。赤外分光測定は有効な手法の1つであるが、本講演では、環境関連ガスの高分解能測定、排ガス触媒における反応解析、また非破壊分析として近年注目を受けているテラヘルツ分光についても紹介する。
15:00 休憩
15:15 「GaAs/AlAs多重量子井戸におけるコヒーレントLOフォノンの増強と単色性テラヘルツ電磁波の発生」
大阪府立大学 溝口 幸司 氏
概 要
GaAs/AlAs多重量子井戸において、コヒーレント縦光学(LO)フォノンと励起子量子ビートとの結合によるコヒーレントLOフォノンの増強、および、そのコヒーレントLOフォノンからの単色性の良いテラヘルツ電磁波の発生について解説する。
16:15 見学会
17:00頃  解散
申込方法 分光学会関西支部ホームページから,または下記住所にFAX(氏名,所属)をご連絡下さい。
当日参加も受け付けますが、人数把握のため6月11日までに事前申し込みをお願いします。
申込・問合先 日本分光学会 関西支部事務局
〒560-8531 豊中市待兼山町1-3
大阪大学大学院基礎工学研究科機能創成専攻
橋本 守
TEL:06-6850-6216  FAX:06-6850-6213
E-mail:jpnsp-kansai@me.es.osaka-u.ac.jp