21世紀に入るとともに分光学の応用範囲はさらに広がり、基礎・応用を問わず物質科学のほぼ全領域において様々な局面で分光装置が利用されています。このような中で先端レーザー分光は分光計測に基づいた基礎研究およびそれを発展させた応用研究において最も重要な方法論の一つであり、物質科学を一層、展開・発展させる原動力となっています。先端レーザー分光部会では、レーザー分光の最前線において精力的に研究を進めている若手研究者によるシンポジウムを行います。 |
主 催 |
社団法人日本分光学会 |
共 催 |
理化学研究所 |
日 時 |
平成20年12月2日(火) 10:20〜17:30 |
会 場 |
理化学研究所和光本所 鈴木梅太郎記念ホール
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
(東武東上線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線 和光市駅下車徒歩15分)
アクセスマップ http://www.riken.jp/r-world/riken/campus/wako/access.html |
参加費 |
無料 |
参加申し込み |
電子メールで、件名(Subject)を「若手シンポジウム参加申込」とし、(1) 申込者氏名、(2) 所属先、(3) 所在地、(4) 電話番号、(5) 電子メールアドレス、(6) 意見交換会の参加予定の有無、を記載して、stake@riken.jp までご連絡ください。当日受付けも行いますが、講演要旨集を確実にご用意するため、可能な限り11月15日(土)までに事前参加登録をお願いいたします。 |
講演プログラム |
10:20 - 10:30 |
開会挨拶 |
10:30 - 11:10 |
堀尾 琢哉(理研)
「円錐交差を経由した高速内部転換過程のポンプ-プローブ光電子分光」 |
11:10 - 11:50 |
岡島 元(東大院理)
「マルチチャンネル低振動数ラマン分光法の開発と実時間観測への応用」 |
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昼食 |
13:00 - 13:40 |
三澤健太郎(東工大統合研究院)
「燃焼排出ガスの分子選択的リアルタイム分析 -共鳴多光子イオン化法の分析への応用-」 |
13:40 - 14:20 |
吉弘 達矢(東工大院理)
「低温固体中の単一イオンの発光検出の試み −単一核スピンの量子状態観測に向けて−」 |
14:20 - 15:00 |
伏谷 瑞穂(分子研)
「レーザー高次高調波を用いた超高速反応イメージング法の開発」 |
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休憩 |
15:20 - 16:00 |
武次ゆり子(北大院理)
「高精度ab initio法による新規希ガス錯体の理論予測」 |
16:00 - 16:40 |
太田 薫(神戸大分子フォトサイエンス)
「赤外フォトンエコー法による溶液中での構造揺らぎの計測」 |
16:40 - 17:20 |
二本柳 聡史(理研)
「振動和周波発生(VSFG)分光法のヘテロダイン化と界面水分子の絶対配向の観測」 |
17:20 - 17:30 |
閉会挨拶 |
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意見交換会 |
シンポジウム終了後、理化学研究所キャンパス内の広沢クラブにて(有料、〜19:30) |
問合せ先 |
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
理化学研究所 田原分子分光研究室
竹内佐年(stake@riken.jp)
TEL 048-467-7928 FAX 048-467-4539 |