日本色彩学会創設70周年記念新春講演会
「職人技とAI―保存継承の近未来」のご案内

新春にふさわしく,日本の伝統産業の技術と最先端のAIとを結びつける関西ならではの研究を紹介します.匠の技の保存継承は今なお継続した課題です。総務省は古くからの技術をもつ職人の技をAIで分析・保存する取り組みを2019年度から行うとの報道がありました。本講演では,科学研究費を得て2004年から行ってきた伝統産業技術の保存と継承に関する研究成果の一部を紹介します。計測や解析手法などを研究・調査に役立て頂ければ幸いです。(関西部長 森本一成)

主催 日本色彩学会関西支部
日時 2019年1月12日(土)13:30~17:00 (受付開始 13:00~)
場所 京都工芸繊維大学松ヶ崎キャンパス 60周年記念館 2階 大会議室
〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
https://www.kit.ac.jp/uni_index/access/
講演 13:30〜14:00 森本一成(京都工芸繊維大学 名誉教授)
「技能の保存継承のための技能素からのアプローチ」

14:00〜14:30 芳田哲也氏( 京都工芸繊維大学基盤科学系 教授)
「動作計測や心理的計測から明らかになった職人(土壁,お茶,和菓子など)の特徴」

14:30〜15:00 野宮浩揮氏(京都工芸繊維大学情報工学・人間科学系 准教授)
「お点前の動作の特徴解析とビデオへのアノテーション挿入・表示のシステム」

15:15〜15:45 渋谷 雄氏(京都工芸繊維大学情報工学・人間科学系 教授)
「技能習得支援のための仮想鏡システムと技能の保存継承のこれから」

15:45〜16:30 総合討論
参加費 会員/3,000円 会員外/4,000円 学生/1,000円(協賛学協会員は会員扱い)
(講演会当日に申し受けます)
申込 参加希望者は,件名を“講演会「職人技の保存継承」参加”とし,参加者名,会員あるいは非会員,学生を明記のうえ,e-mailにて下記までお申込みください。
日本色彩学会関西支部(辻埜)
e-mail:tsujino@gold.ocn.ne.jp Tel. 06-6231-4071 Fax. 06-6231-4073