日時 |
2019年5月14日(火)、15日(水)、16日(木) |
会場 |
京都大学化学研究所
〒611-0011 京都府宇治市五ケ庄
受付:ハイブリッドスペース(2F)
https://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/sites/about/access/
(学内マップはこちら) |
参加費 |
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正会員 |
非会員 |
学生会員 |
学生非会員 |
シニア会員 |
事前登録 |
7,000円 |
11,000円 |
0円 |
3,000円 |
2,000円 |
当日登録 |
9,000円 |
13,000円 |
1,000円 |
4,000円 |
3,000円 |
なお、学生会員年会費は2,400円です。
また、分光イノベーション研究会との共催プログラムを開催するにあたり、分光イノベーション研究会の学生会員(無料)になった上で日本分光学会の学生会員になると、その学生の1年目の学生会員年会費を分光イノベーション研究会が負担してくれます。 |
懇親会 |
5月15日(水) 18:10~19:40(予定)
場所:ハイブリッドスペース(2F)
2,000円(学生は無料) |
定時総会 |
日時:
2019年5月14日(火) 18時00分~19時00分
会場:
京都大学化学研究所 |
プログラム |
こちら |
ランチョンセミナー |
5月14日(火)、15日(水)、16日(木)の昼休み時間に、軽食をとりながら、出展企業の技術・製品の説明をお聞きいただけるランチョンセミナーを開催いたします。参加は無料ですが、定員は各日50名で、当日の受付順に参加整理券を配布します。ぜひご参加ください。 |
機器展示会 |
5月14日(火)、15日(水)、16日(木)に、最新機器の展示を行います。 |
学会賞 |
日本分光学会学会賞および奨励賞の授与式ならびに受賞記念講演会を行います。 [5月15日(水) 午後] |
特別講演 |
5月14日(火) 17:00~
尾崎 幸洋(関西学院大学) 「近赤外分光法-倍音、結合音の世界」 |
国際シンポジウム |
先端的振動分光学による表面分析の最前線 (Frontier of Surface Analysis by Advanced Vibrational Spectroscopy) [5月15日(水)]
協賛:
日本化学会、分子科学会、日本分析化学会
概要:
京都大学との共催で「先端的振動分光学による表面分析の最前線」に関するシンポジウムを開催します。トピックスは、赤外・ラマン分光法、和周波発生法、および関連する高感度測定法を利用した“薄膜および界面の構造解析”を鍵とした基礎と、有機半導体、化学センサー、医用などの応用分野です。産学を問わず、幅広い分野で活躍する薄膜・界面の振動分光学に携わる研究者に集まっていただき、現状と将来について議論します。招待講演(口頭発表)のほかに、一般講演(ポスター)を募集いたします。
This symposium aims at advanced vibrational spectroscopy for analysis of thin films and interface, which is co-organized by the Spectroscopical Society of Japan. Topics of the symposium involve infrared, Raman, sum-frequency generation (SFG) spectroscopy and relevant high-sensitive techniques applied to various application studies such as organic semiconductors, chemical sensor and medical analysis. The symposium calls for a wide range of researchers working in academia and industries for discussing the cutting-edge trend of surface spectroscopy on fundamental and application topics. The symposium consists of invited oral presentations, and accepts poster presentations.
Invited speaker:
・Colin D. Bain, Durham University, UK(Raman spectroscopy)
・Zhan Chen, Univ. of Michigan, USA(SFG spectroscopy)
・Curt Marcott, Univ. of Delaware, USA(AFM-IR spectroscopy)
・Kaifeng Zhang・日立(TERS)
・古川行夫・早稲田大学(ラマン分光)
・安藤慎治・東工大(高分子薄膜の分光)
・島田透・弘前大(SEIRA)
・羽馬哲也・北大低温研(PM-IRRAS)
・Shen Ye・東北大(SFG) |
シンポジウム(日本語) |
非調和性を考慮した振動スペクトル計算の基礎研究と最新の応用展開 [5月14日(火)]
共催:
近赤外研究会
概要:
近赤外光(800 nm ~ 2500 nm)は、物質の吸光係数が低く透過性が高いことと、多変量解析によって迅速な定性・定量分析が可能になったことで、食品、農業、医薬、医療、材料などの分野で非破壊計測として普及、発展してきました。しかし、それらの吸収は振動の非調和性による倍音、結合音に由来することから帰属が困難であり、分光学におけるひとつの領域として未開拓であると言えます。近赤外領域における倍音・結合音の帰属に関する知見は、今後の近赤外分光法による画期的な発見、技術開発に欠かせないものと考えています。そこで本シンポジウムでは、非調和性を考慮した量子化学計算による振動スペクトル計算をテーマとし、基準振動における非調和性、倍音・結合音の計算の基礎から、今後、非調和性を考慮することが重要と考えられる生体分子や巨大分子の計算など、最新の応用的な内容について招待講演を企画し、非調和性を取り入れた量子化学計算、振動スペクトル計算に関する一般講演も募集いたします。
招待講演者:
・藤井正明(東工大)
「生体分子認識系のエレクトロスプレー/冷却イオントラップレーザー分光」
・二見能資(熊本高専)
「基本音と倍音の赤外吸収強度と分子間相互作用 -アルコール分子のOH伸縮振動-」
・八木清(理研)
「振動擬縮退摂動法の開発と複雑分子系への展開」
・山田勇治(福岡大学)
「孤立気相分子の赤外スペクトル測定と非調和振動計算」
・中田浩弥(京セラ)
「大規模系の振動スペクトル計算:分子分割軌道法による基準振動解析方法の開発」
・富永圭介(神戸大)
「テラヘルツ分光と固体密度汎関数法による分子性結晶の低振動モード」 |
特別テーマ |
R&Dにおける分光分析 [5月16日(木)]
概要:
分光分析は企業でのR&Dに役立っており、分光分析法をさらに発展させることが必要です。昨年度の年次講演会から、企業の研究と開発に関連した討論の場として、本特別テーマを設定し、企業における分光分析と関連した実験、理論、量子化学計算や多変量解析などのスペクトル解析法などの講演を募集します。企業と大学・研究機関、企業間の交流を進めるため、多くの発表をお願い致します。
招待講演者と演題:
- 「高周波数精度テラヘルツ分光スペクトル測定による結晶評価と医薬品検査への応用」
佐々木哲朗1)、坂本知昭2)、大塚誠3)
1) 静岡大学 大学院光医工学研究科
2) 国立医薬品食品衛生研究所
3) 武蔵野大学 薬学研究所
GaP 結晶を用いた差周波発生法による連続波テラヘルツ光源を開発し、帯域幅0.6~6.0THz、周波数精度3MHzの分光スペクトル測定装置を実現した。主な用途としては振動周波数シフトを利用した固体結晶中格子欠陥の高感度検出を想定しており、この原理を応用した医薬品中の微量不純物検出を提案して検出下限50ppm以下を実証した。
- 「電子デバイスにおける分光分析」
高鍋彰文
東芝ナノアナリシス株式会社
半導体デバイス、LCD(液晶ディスプレイ)やOLED(有機EL)などの電子デバイスにおけるR&Dでは、要求レベルが高く、製造プロセスで生じた不具合の原因も複雑化してきている。本講演では、電子デバイスにおいて実際に分光分析を活用した事例を紹介する。
- 「AFM-Raman分光法による局所構造解析」
村上昌孝
株式会社東レリサーチセンター 構造化学研究部 主任研究員
金属チップ先端などに局在化する近接場光を利用した分光分析技術はナノメートル領域の化学構造の解析を可能にする手法として強く期待されている。チップ増強ラマン分光法や近接場ラマン分光法はその代表的な手法であり、原理解明や応用に関する様々な研究が行われてきた。本稿ではそれらの局所構造解析への適用例を示し、材料分析に対する実用性について言及する。
- 「近赤外分光による非侵襲血糖測定‐分光学的視点から見た非侵襲血糖測定技術‐」
丸尾勝彦1)、山田幸生2)
1) PHC株式会社
2) 電気通信大学
近赤外光は生体透過性に優れるため、非侵襲的に血糖値を測定する技術手段として長年検討されており、今なお世界中で技術開発が行われている。近赤外領域内でも波長によって生体透過性が大きく異なるので、測定対象とする生体部位をどのように選択し、測定のためにどのような測定システムを構築するかは非侵襲血糖測定実現のための大きな課題である。また、血糖信号のSN比向上のために外乱を抑制する技術の開発も不可欠である。これらの課題に対する取り組みを、当社開発中の技術を題材に報告する。
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分光イノベーション研究会との共同企画 |
分光学俯瞰講義 [5月15日(水) 17:00~]
分光学夢シンポジウム [5月16日(木) 午後] |
講演募集分野 |
・一般講演会:近赤外、顕微、表面界面、高分解能、細胞・生体物質、核磁気共鳴、赤外・ラマン分光、テラヘルツ分光、非線形レーザー分光、新しい測定法・測定装置、その他
・国際シンポジウム(英語):「先端的振動分光学による表面分析の最前線」
・シンポジウム(日本語):「非調和性を考慮した振動スペクトル計算の基礎と最新の応用展開」
・特別テーマ:「R&Dにおける分光分析」
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口頭発表
(20分) |
ポスター発表
(90分) |
一般分野講演 (5/14~16) |
〇 |
〇 |
日本語シンポジウム (5/14) |
〇 |
〇 |
国際シンポジウム (5/15) |
― |
〇 |
特別テーマ (5/16) |
〇 |
〇 |
二会場で行い、一般分野の公演とシンポジウム等は並行して行います。
シンポジウムでの発表枠が足りない場合は一般分野講演の会場にて発表をお願いする場合があります。
なお、国際シンポジウムは英語、その他については英語または日本語での発表になります。
口頭発表の時間は20分(講演15分、質疑応答・交代5分)の予定です。
また、若手研究者の口頭発表とポスター発表の中から優秀な発表を表彰します。5月16日(木)午後の最後に表彰式を行う予定です。 |
講演申込期間 |
2019年2月12日(火)~4月1日(月) 4月8日(月)まで延長しました。 |
講演申込方法 |
2019年度 日本分光学会年次講演会 講演申込 より申込をしてください。
申込に際して、次の項目を入力する必要があります。
- 発表者(登壇者)連絡先
(1)会員番号(会員の場合) (2)氏名 (3)E-mailアドレス (4)所属 (5)部署 (6)郵便番号 (7)住所 (8)電話番号 (9)FAX番号 (10)会員種別(正会員、非会員、学生会員、学生非会員、シニア会員、入会手続中の場合にはその会員種別とともに手続中と記入してください)
- 講演内容
(1)和文発表者氏名(著者全員分) (2)英文発表者氏名(著者全員分) (3)和文発表者所属(著者全員分) (4)英文発表者所属(著者全員分) (5)和文講演タイトル (6)英文講演タイトル (7)発表概要(150words程度の英文または200字程度の和文) (8)発表分野(国際シンポジウム、シンポジウム(日本語)、特別テーマ、近赤外、顕微、表面界面、高分解能、細胞・生体物質、核磁気共鳴、赤外・ラマン分光、テラヘルツ分光、非線形レーザー分光、新しい測定法・測定装置、その他) (9)発表形式の希望(口頭発表またはポスター発表、ポスターボードの大きさは、幅90cm×高さ165cm) (10)若手講演賞・若手ポスター賞審査希望の有無(若手講演賞と若手ポスター賞に年齢制限はありません)
(注意事項)
講演申込者の所属が複数の場合には、プログラムに掲載する順序で書いてください。 |
要旨 |
国際シンポジウムは英語、その他については英語または日本語で要旨を作成してください。要旨の長さは、招待講演ではA4用紙4枚以内、その他の講演では1枚です。
・日本語用テンプレートはこちらからダウンロード
・英語用テンプレートはこちらからダウンロード |
講演要旨受付期間 |
2019年2月12日(月)~4月8日(月)
要旨は電子メールに添付して、office@bunkou.or.jpまでお送りください。 |
事前参加申込期間 |
2019年2月12日(月)~4月25日(木) |
事前参加申込方法 |
2019年度 日本分光学会年次講演会 参加登録申込 より参加申込を行ってください。申込者に受付番号と参加費振込金額を電子メールで連絡しますので、下記口座に振込をお願いいたします。振込の際に、受付番号と氏名の記載をお願いいたします。
振込先:みずほ銀行神田支店 普通預金口座
口座番号: 0936378、口座名: 公益社団法人 日本分光学会
銀行振込期限:2019年4月25日(木) |
問い合わせ先 |
公益社団法人 日本分光学会 事務局
〒101-0047 千代田区内神田1-11-6 大丸アネックス201
TEL: 03-3291-5221、 e-mail: office@bunkou.or.jp、 URL: http://www.bunkou.or.jp
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