近赤外分光部会のシンポジウムでは,食料(平成21年度),医学・製薬(平成23年度),環境(平成24年度)を話題として取り上げてきた。このように近赤外分光法はさまざまな分野で多くの種類の分析対象に応用されている。そのために,それぞれの対象の分析目的に合致した分光装置を開発することが重要となる。そこで今回は,近赤外分光の装置開発に話題を絞り、6名の先生方にご講演いただくシンポジウムを企画した。最近広く行われるようになってきたイメージング測定のための装置の開発の話題も取り上げる。
なお,分光装置の研究開発に大きく貢献され,昭和50-52年に日本分光学会会長を務められた南 茂夫先生に特別講演をお願いした。
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主催: |
日本分光学会近赤外分光部会 |
協賛: |
近赤外研究会 |
日時: |
平成26年1月27日(月)10:00-16:45(開場は9:30) |
場所: |
大阪電気通信大学駅前キャンパス小ホール
(京阪本線,寝屋川市駅前) |
参加費(資料代): |
日本分光学会・協賛学会会員 2000円,非会員 4000円
日本分光学会・協賛学会学生会員 1000円,学生非会員 2000円
当日会場受付でお支払いください。 |
参加申込締切: |
2014年1月22日(水)(当日参加も可能ですが、できるだけ事前にお申し込み下さい。) |
参加申込方法: |
「第9回近赤外分光部会シンポジウム」と明記し、ご氏名・ご所属・会員番号(日本分光学会会員の方のみ)・電話番号・E-mailアドレスをご記入の上、FAXまたはE-mailでお申し込みください。 |
申し込み・お問合せ先: |
高柳正夫(東京農工大学 大学院連合農学研究科)
〒183-8509 東京都府中市幸町3-5-8
TEL & FAX:042-367-5614,Email:masaot@cc.tuat.ac.jp |
プログラム |
10:00-10:15 |
開会と趣旨説明 |
10:15-11:00 |
近赤外分光装置のハードウェア
大倉 力(株式会社相馬光学) |
11:00-12:00 |
特別講演
近赤外分光技術が拓いた産業計測への道 −揺籃期からの軌跡を辿って−
南 茂夫(元大阪電気通信大学学長,大阪大学名誉教授) |
12:00- |
昼食休憩 |
13:20-14:05 |
分光方式による革新的な木材多形質高速非破壊測定装置の開発
土川 覚(名古屋大学大学院生命農学研究科,部会幹事) |
14:05-14:50 |
近赤外光を用いた液体物検査装置の開発
糸崎秀夫(大阪大学大学院基礎工学研究科) |
14:50- |
休憩 |
15:10-15:55 |
装置開発から市場投入までの事例−医療をターゲットにした挑戦−
下北 良(ジーニアルライト株式会社) |
15:55-16:40 |
近赤外組成イメージングシステムCompovisionとその適用事例
奥野俊明(住友電気工業株式会社) |
16:40-16:45 |
閉会 |
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