第9回 若手研究者たちによる先端的レーザー分光シンポジウム

 

 21世紀に入るとともに分光学の応用範囲はさらに広がり、基礎・応用を問わず物質科学のほぼ全領域において様々な局面で分光装置が利用されています。このような中で先端レーザー分光は分光計測に基づいた基礎研究およびそれを発展させた応用研究において最も重要な方法論の一つであり、物質科学を一層、展開・発展させる原動力となっています。先端レーザー分光部会では、レーザー分光の最前線において精力的に研究を進めている若手研究者によるシンポジウムを行います。
主  催 日本分光学会,理化学研究所
日  時 平成25年12月3日(火) 9:35〜20:00
会  場 理化学研究所和光本所 鈴木梅太郎記念ホール
〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
(東武東上線・東京メトロ有楽町線・東京メトロ副都心線 和光市駅下車徒歩15分)
アクセスマップ http://www.riken.jp/access/wako-map/
参加費 無料
参加申し込み 電子メールで、件名(Subject)を「若手シンポジウム参加申込」とし、(1) 申込者氏名、(2) 所属先、(3) 所在地、(4) 電話番号、(5) 電子メールアドレス、(6) 意見交換会の参加予定の有無、を記載して、 shoichi@riken.jp までご連絡ください。当日受付も行いますが、講演要旨集を確実にご用意するため、可能な限り11月11日(月)までに事前参加登録をお願いいたします。
講演プログラム
9:35 - 9:39 開会の挨拶 山口祥一(理研)
9:40 - 11:39 セッション1 座長:藤澤知績(理研)
9:40 - 10:19 平松光太郎(東大)
「コヒーレントラマン散乱を用いたラマン光学活性分光法の開発」
10:20 - 10:59 倉持光(理研)
「フェムト秒ラマン分光法で観るイエロープロテイン励起状態における
超高速ダイナミクス」
11:00 - 11:39 中村一平(東工大)
「単一核スピンの光観測に向けた結晶中のPr3+の一イオン分光」
11:40 - 12:59 昼食
13:00 - 14:59 セッション2 座長:乙須拓洋(理研)
13:00 - 13:39 鎌形清人(東北大)
「単分子蛍光観測によるがん抑制因子p53の物理」
13:40 - 14:19 坂口俊(東北大)
「単分子膜に覆われた気液界面における物質輸送のダイナミクス」
14:20 - 14:59 Ashok Zachariah Samuel(学習院大)
"Unusual Behaviour of an Aromatic Carboxylic Acid in Surfactant Gels
Studied with Multifocus Raman Microscopy ? a “Super-Fast” Raman
Imaging Alternative"
15:00 - 15:29 休憩
15:30 - 17:29 セッション3 座長:松本剛昭(兵庫県立大)
15:30 - 16:09 Martin Weiler(東工大)
"Photoionization-Induced Solvent Migration in Acetanilide(H2O)-Cluster
Studied by Time-Resolved ps-IR Spectroscopy"
16:10 - 16:49 森島史弥(広島大)
「超音速ジェット法を用いた機能性分子のレーザー分光」
16:50 - 17:29 浦島周平(横浜市大)
「孤立気相系における新しい直線偏光二色性分光法の開発と
生体分子への応用」
17:30 - 17:40 閉会の辞 田原太平(理研)
18:00 - 20:00 意見交換会
問合せ先 〒351-0198 埼玉県和光市広沢2-1
理化学研究所 田原分子分光研究室
山口祥一(shoichi@riken.jp)
TEL 048-467-7928 FAX 048-467-4539